2006年08月28日

『地下鉄(メトロ)に乗って』浅田次郎

地下鉄駅の階段を上がると、そこは過去の世界に繋がっていた。
自殺した兄、嫌悪していた父親の知らなかった姿を見る。

タイムスリップして、自分の若い頃の両親に会うという話は、
何度か聞いたことあるけれど、この本はちょっと違う。
戦中戦後の日本をまったく知らない私でも、その父親が
生きぬいてきた時代にタイムスリップしたかのように、
情景が浮かんだ。

「生きぬく」重みを現代に生きる私たちは知らない。
不満をすぐ口にしている。この本を読んで、はっとした。
私の言う不満や苦労なんて、たいしたものじゃないのだ。

親子の愛、男女の愛に、切なくて、涙が出た。
映画は、堤真一、岡本綾、常盤貴子、大沢たかお主演。
映画『地下鉄に乗って』公式サイトはこちら

オススメ度 満月満月満月満月三日月


posted by いのーば at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする
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