2010年06月12日

『告白』湊かなえ


 「愛美は死にました。しかし事故では
 ありません。 このクラスの生徒に
 殺されたのです」我が子を 校内で
 亡くした中学校の女性教師による
 ホームルームでの告白から、この
 物語は始まる。語り手が「級友」
 「犯人」「犯人の家族」と次々と
 変わり、次第に事件の全体像が
 浮き彫りにされていく。
 オススメ度 ★★★☆☆
  
  

現在映画で公開中の原作。
CMの松たか子さんを観て、犯人が気になり原作を読んだ。

こんなにもしゃべり口調の文章で小説になるのかと驚いた。
でも、先が気になって読み始めたら止まらなくなって、
一気に読んだ。
先生の言葉は、大人たちの気持ちを代弁しているようで
すっきりする。
私も「友達のような、アニキのような先生」というのは
間違っていると思う。先生は尊敬できる立場であって欲しいし、
敬語で話したい。友達のように話しかけるのは、違うと思う。

読みすすめると、なぜそうなってしまったのかが
はっきりと分かってくる。少しのずれが・・・。

あっという間に読み終えた。なんだかすごかった。
嫌な気持ちにもなった。映画を観てみたいと思った。
posted by いのーば at 22:53| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2010年01月28日

リヴリーガーデン

 オンラインゲーム「リヴリーアイランド」が
 ついにニンテンドーDSに登場!
 『フシギかわいい"リヴリー"と、
      あなただけのプチガーデン』
 小さな植木鉢の中で暮らすフシギな生き物
 リヴリー。
 プレイヤーがリヴリーとガーデンの
 お世話をすると、草花や木があふれて
 緑豊かなガーデンになります。草花と
 リヴリーそして虫達により、ガーデンは
 ビオトープ(生き物たちの快適な生息空間)と
 して充実していきます。
 可愛さ色々のリヴリーと
 ガーデンで「黄金ノ木」を育て上げよう!

ミュラー博士登場
ミュラー博士が登場し、リヴリーを飼わないか?と
勧められる。
もちろん飼います、飼います!!!
ミュラー博士の声に感動!

キャンデロロ!
キャンデロロと名づける。まったりした雰囲気がかわいい。
新しいリヴとの生活!どんな風になるのかな。楽しみ♪
トノサマバッタのむしゃむしゃ音が・・・・。Σ(゚д゚;)

リヴリヴ♪ リヴリヴ♪ リヴリヴリ〜♪と歌いながらいかが?
http://ds.livly.com/
公式ホームページのムービー CM(30秒)がオススメ!

今後のいのーばのリヴリーガーデンの様子は、
右側にある いのーばとほのぼのアイコンから別のブログへ!
いのーばとほのぼのブログへ

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2009年11月03日

『奈落のエレベーター』木下半太


 やっと抜け出した悪夢のマンションに
 再び引き戻された三郎。彼の前に、
 殺意に満ちた少女が立ちはだかる。
 一方、事情を知らずに車で待つマッキーの
 元に、男の影が・・・。
 薬で眠らされたマッキーが目を覚ますと、
 大切な仲間が惨い姿で転がっていた。
 自分たちは最初からハメられていた?
 『悪夢のエレベーター』のその後。
 怒涛&衝撃のラスト。
 オススメ度 ★★★☆☆
 

一気に読んだ。2時間くらいで。
あ〜あ、残酷すぎるよ。最悪だよ。と思いながらも
読み続けられたのは、サブちゃんとマッキーのお陰だ。
どうしてこんなことになっちゃうかなあ。
こんなストーリーのドラマを観たら、やりすぎだよ。
ありえない!って思うだろう。
でも、なぜかするすると見入ってしまう。不思議な力だ。
素手で戦うジェニファーちゃんも最高!
マッキーを助けようと向かっていくサブちゃんも最高!
暴投でサブちゃんに石を当てちゃうマッキーも最高!?
猛スピードストーリーだった。ふぅ。
★が1つ減ったのは、残酷さがね、きつかったから。
でも、著者の本をまた読んでみたいと思う。
posted by いのーば at 11:13| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

『悪夢のエレベーター』木下半太


 後頭部の強烈な痛みで目を覚ますと、
 緊急停止したエレベーターに、ヤクザ、
 オカマ、自殺願望の女と閉じ込められて
 いた。浮気相手の部屋から出てきた
 ばかりなのに大ピンチ!?
 しかも、三人には犯罪歴があること
 まで発覚。
 精神的に追い詰められた密室で、ついに
 事件が起こる。意外な黒幕は誰だ?
 笑いと恐怖に満ちたコメディサスペンス。
 オススメ度 ★★★★☆
  
  
本屋さんで見かけるたびに、ずっと気になっていた本。
私は、狭いところ、高いところが苦手だ。
エレベーターに乗った時に、ガタガタッと嫌な音をたて、
止まるはずだった階を2、3飛び越えたことがあった。
満員だったエレベーター内を「きゃー」という女性の悲鳴が
あふれた。でも、本当に怖い時に声なんて出ないと思う。
私は声も出なかった。
それ以来、出来る限りエスカレーターや階段を利用する。
エレベーターには乗りたくない。
怖いもの見たさで本を購入。

あわわ、大変なことになってしまった!と第1章を読む。
第2章を読みはじめると、え?同じ話で視点が違うだけ?と
思うが、それがまた面白い。マッキー、最高!
第3章、これが本当の悪夢だったのかとぞっとする。
もっといい方法があったのでは?と思うけれど、
実際にその場にいたら、きっとあたふたしてしまう。
どんどんとんでもないことになってしまう。
えー、そりゃないよと思いながらも、登場人物がとっても
濃くて面白いので、あっという間に読み終えてしまう。

そして、続編『奈落のエレベーター』に続くようだ。
読みたい!!読まなくては!!

この話、映画よりもお芝居向きなんじゃないかと思う。
この著者は、サスペンスコメディ劇団を主宰しているそうだ。
通りでこの作品が生まれたはずだ!

映画は、内野聖陽、佐津川愛美、モト冬樹、斎藤工出演。
内野聖陽さんは、声がステキだと思う。サブちゃんぴったり!
公式ホームページは、http://www.akumu11.jp/
ホームページでもエレベーター気分を味わえるよ。
posted by いのーば at 20:56| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2009年08月05日

『苺田さんの話1』小沢真理


 ある日 彼女がぼくの毎日にやってきた
 デザイナーを目指して専門学校に通う、
 ちょっぴり天然ボケな男の子、臼井衣温。
 ある日、自分の部屋でおしゃべりする
 リナちゃん人形を発見!!
 その正体は宇宙で迷子になった意識体!?
 そんな彼女に「苺田さん」という名前を
 プレゼントした衣温。(コミック)
 オススメ度 ★★★★★




洋服を作っている時、ふと思い出した。
人形の洋服を次々に作っちゃう男の子の話を。
友達に1巻だけ借りて、その後は読んでいない。
どんな服を作っていたかも気になるし、その後の内容も
気になったので買ってみた。
私自身も人形の服作りを始めたせいか、前に読んだ時よりも
とっても面白い。そして、かわいいー。
こんな服いいなあ。このバッグ、笑える。
・・・ドールハウスが気になった。
私もドールハウスもどきを作り始める。えへへへへ。

このマンガ、笑える部分もたくさんあるし、ほろりと
しちゃう部分も。まだ連載中らしい。
posted by いのーば at 18:55| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2009年07月26日

『うちの3姉妹』


 長女・フー(6歳おっぺけぺ)、
 次女・スー(3歳・自由人)、
 3女・チー(1歳・社長)の
 マイペースな3姉妹が巻き起こす日々の
 「事件」を新進漫画家の母が味のある
 マンガとエッセイで綴る子育て奮戦記。
 オススメ度 ★★★★★






ブログ「うちの3姉妹」(http://ameblo.jp/3shimai/)の単行本。
ブログを最初から読んでいるのに、また読みたくなって本を購入。
育児経験がなくても、笑える。あははは。
自分の子供の頃を思い出す。
そう、私もメルヘナー&おっぺけぺ長女。
気づけば、ドリーミング♪(いまだに・・・・)
小学生の時に、長編童話を作り、妹たちに別の名前をつけ、
演出をしてた。そして、いつかは飛べると信じてた。あははは。
姉妹がいる人なら、体験したことがある、ぷぷっと笑っちゃう話が
盛りだくさん。
ぜひ、本も読んでみてね。
posted by いのーば at 16:09| Comment(4) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2009年06月14日

『MW ムウ』司城志朗


 バンコクで起きた日本人誘拐事件。
 巨額の身代金とふたつの生命を奪い
 犯人は逃走する。
 捜査に当たった警視庁の沢木は、
 LA新世紀銀行勤務の結城美智男と
 山の手教会で聖職につく賀来裕太郎と
 出会う。
 ふたりはある共通の過去を背負って
 生きていた。
 手塚治虫原作の映画「MW」のノベライズ。
 オススメ度 ★★★☆☆
 

私は大人になってから、ブラックジャックを読み、
夢中になり、全巻読んだ。
今までまったく知らなかった世界だった。
ブラックジャックがなぜつぎはぎの顔なのか分かる
話とピノコ誕生の話が好き。

映画化されるという「MW」が気になり、
ノベライズを読んでみた。

ノベライズでは、今現在の話を織り交ぜているので、
原作ではどうなっていたのかも気になった。
手塚治虫さんは、本当にすごい人だ。
人間の悪や悲哀が伝わってくる。悲しくなった。
なぜ人は・・・。
「MW」の感想は、ノベライズを読んだだけじゃ
語れないと思った。原作を読まないと!
映画も気になる。

公式サイトは、http://mw.gyao.jp/
主演は、玉木宏、山田孝之、石田ゆり子、石橋凌ほか。
7月4日全国ロードショー。
posted by いのーば at 23:30| Comment(2) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2009年03月16日

『町長選挙』奥田英朗


 町営の診療所しかない都下の離れ小島に
 赴任することになったトンデモ精神科医の
 伊良部。そこは住民の勢力を二分する
 町長選挙の真っ最中で、なんとか伊良部を
 自陣営に取り込もうとする住民たちの
 攻勢に、さすがの伊良部も圧倒されて・・・
 伊良部シリーズ第3弾。
 オススメ度 ★★☆☆☆



  

相変わらず、伊良部先生シリーズは、さらりと読めて、
心が軽くなる。
今回は、以前話題になった現実の人物たちと重なっていて、
リアル感もあり。
強そうに見えても、人それぞれいろいろな悩みを
抱えているんだろうなあと思った。
少し前に、「勝ち組、負け組」という言葉が流行ったけれど
勝ち負けに翻弄されている人って、可哀そうだなと
思っていた。
人生は、勝ち負けじゃない。
自分が納得いくかそうじゃないか。
納得いかないなら、もっともっと前へ進めばいい。
周りと比べて、自分の価値を決めてしまうなんてもったいない。
そう思ってた。

町長選挙は、笑えるけど、ちょっとドタバタしすぎかな?
読み終えて、特に心に残ることはなかったのに、すっきりした。
私も伊良部先生の診察を受けてみたい。w
posted by いのーば at 13:25| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2009年03月07日

『罪とか罰とか』丹沢まなぶ


 売れないグラビア・アイドル円城寺アヤメは
 自分がさかさまに印刷された雑誌の
 ページを見て衝動的に万引きをしてしまう。
 もみ消すため引き受けた一日警察署長の
 仕事でアヤメは刑事となっていた昔の恋人・
 恩田春樹に再会する。
 ケラリーノ・サンドロヴィッチが、
 成海璃子とがっちりコラボした映画を
 完全ノベライズ。
 オススメ度 ★★★☆☆

 ケラさん、ご結婚おめでとうございます!

久しぶりに読む本は、さらりと読めるけど、毒があるものが
よかった。
そう、これだこれ!
時効警察の脚本も手掛けていたケラさん監督の原作本なのだ。

それはもうさりげなくて、はちゃめちゃで、地味で、
唐突で、強引で・・・・。
もうなんでもありですよ、振り回されっぱなしです、はい。
(まったく感想になっていなくて、ごめんなさい。)

映像は、私が想像できないくらい、ものすごいものに
なっているんだろうなあ。
面白そうだ。

出演は、成海璃子、永山絢斗、段田安則、犬山イヌコほか。
麻生久美子さんも出てるらしい。どんな役?気になる!
公式ホームページは、http://www.tsumi-batsu.com/
posted by いのーば at 11:02| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2009年01月17日

『悼む人』天童荒太


 聖者なのか、偽善者か?
 「悼む人」は誰ですか。

 オススメ度 ★★★★★


   




  

直木賞受賞おめでとうございます。

彼の作品は、心の奥にぐっと入り込む。

久しぶりの天童作品を一気に読みたい気持ちもあったけれど
ゆっくりゆっくり読み進めた。

生と死を深く深く考えた。

私の中では、はっきりとした解決策は見つからなかった。
でも、
生と死を考える場を与えてもらえて、よかったと思う。
読む前よりも、生きること、死ぬこと、悼むことを
深く考えられるようになった。

死を受け止めることは、重くて悲しくてつらいこと。
だけど、彼の悼む気持ちなら、つらい気持ちで自分を
しばりつけずに、故人を想うことができそうだ。

悼む気持ちを忘れないでおこうと思った。
誰かを愛し、愛されたい、記憶に残し、記憶に残りたいと思った。
ありがとう。
ラベル:天童荒太 悼む人
posted by いのーば at 13:53| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2008年11月20日

『うそうそ』畠中恵


 若だんな、生まれて初めて旅に出る!
 相変わらずひ弱で、怪我まで負った
 若だんなを、両親は箱根へ湯治に
 やることに。ところが道中、頼りの
 手代たちとはぐれた上に、宿では
 侍たちにさらわれて、山では天狗に
 襲撃される災難続き。若だんなは
 無事に帰れるの?妖たちも大活躍の
 「しゃばけ」シリーズ第5弾は、
 待望の長編。
 オススメ度 ★★★★☆


本屋で、しゃばけシリーズを見たら、それはもう買うしかない!
第1弾の「しゃばけ」を読んで以来、妖(あやかし)の世界に
見事にはまった。
鳴家(やなり)かわいい。仁吉ステキ。
若だんな、お身体に気をつけて!w
11月29日(土)夜9時よりドラマが放送されるので、
待とうか迷ったけれど、待てなかった。先に読むことにした。

最初から最後までハラハラどきどき。
一度も休まず、一気に読み終えた。ふぅ。大満足。
相変わらず、鳴家はかわいい。一匹欲しいなあ。
仁吉もステキだった。松之助さん、優しいなあ。

現実とはほど遠い世界なのに、するりと心に入ってくる。
私自身は、どうなのだろう?と考えさせられたりもする。
不思議な世界。
ああ、もっとこの世界に入っていきたいと思う。

気になる方は、ぜひ「しゃばけ」第1弾からお読みください。

私の読書感想はこちら。
しゃばけぬしさまへねこのばばおまけのこ
公式サイト しゃばけ倶楽部〜バーチャル長崎屋〜

追記
11月29日放送のドラマを観た。
原作とは違うところが少しあったけれど、本の内容が
しっかりと2時間に詰まって、見ごたえがあった。
若旦那、やさしいなあ。たくましくなったね。
レギュラーメンバーはもちろんのこと、
新龍も勝之進も蒼天坊、山神さま、お比女ちゃんも
イメージぴったり。
仁吉は、さらりと格好よくて、佐助は強くて頼もしい。
ああ、もっと二人の活躍が見たかった。
不気味な妖がたくさん出てきたのは、ぎょっとしたけれど
鳴家は、とってもかわいくてかわいくて。旅姿最高!
お比女ちゃんと鳴家の会話も見たかったぁ。

若旦那の思いやりの気持ち、いいなあと思った。
生きていれば迷いはたくさんあるけれど、優しさは
どんな時も忘れたくない。そう思った。
続編がまた観たい!!!
posted by いのーば at 18:58| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2008年10月31日

『ゴンゾウ』古沢良太、松田美智子


 警視庁井の頭署の会計課備品係係長・
 警部補の黒木俊英は元捜査一課の刑事。
 かつてはエースだったが、今は「ゴンゾウ」と
 呼ばれている。「ゴンゾウ」とは、警察の古い
 隠語で、働かない警官のことである。
 いったい、黒木の過去に何があったのか?
 人気連続ドラマ「ゴンゾウ 伝説の刑事 」
 内野聖陽、筒井道隆、本仮屋ユイカ。
 ノベライズ。
 オススメ度 ★★☆☆☆
  
 
 
1話を見て、もしかして?と思い、2話を見て、え?まさか!?と
思い、3話目くらいで、このドラマは、最後まで1つの事件を
ひっぱる気なのか!?と驚いた。
でも、ゴンゾウと佐久間さんの関係が気になって気になって、
観ていたのに、9話、10話を見逃した・・・。
二人の関係はどうなったのか疑問に思っていたら、ノベライズを
見つけた。
ふぅ、すっきりー。ああ、良かった。
ラストは、そうきたか!と思ったけれど、それでよかったと
思う。なんだか気になるゴンゾウでした。

刑事ものといえば、昔、「あいつがトラブル」というドラマが
好きだったなあ。
posted by いのーば at 18:41| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2008年07月21日

『歩いても歩いても』是枝裕和


 開業医だった父とそりの合わない
 横山良多は失業中のこともあり、
 ひさびさの帰郷も気が重い。
 今日は、15年前に亡くなった
 横山家の長男の命日だった。
 オススメ度 ★★☆☆☆



  

  

年を重ねた人ほど、「うんうん分かる」と思う話だと思う。
両親は、年々老いていく。
それをどう感じるか、どう接するか。

この両親の話を読んでいると、
そういえば、私の両親はケンカや相手をけなすことを
しないなあと思った。
だから、激しく言い合いをする人やあげ足をとる人に
慣れていない。嫌悪感を感じる。
穏やかに育ててくれた両親に感謝の気持ちを感じた。

両親にも、周りの人にも、思いやりをもって接したい。
やさしくありたい。

「人生は、いつもちょっとだけ間に合わない」という言葉が
出てくる。
でも、それはあきらめや逃げのような気がする。
だって、彼には、伝える時間はたっぷりあったはずだから。

「間に合わない」と言わずに、行動したい。伝えたい。

「私の親はまだ元気だから!」と言う若い人にも
ぜひ読んでみて欲しい。

人生は、ちょっとだけ間に合わない・・・?
ううん、自分次第だと思う。
このような本を読んで、いろいろ思いを巡らすのもいい。

映画は、阿部寛、夏川結衣、YOU、高橋和也出演。
2008年6月公開。http://www.aruitemo.com/index.html
この前、旅行番組で、高橋和也さんに6人のお子さんがいると
知り、驚いた。とっても飾り気のない穏やかな雰囲気で、
いいお父さん。素敵な家族♪

ブログパーツ 私は、横山ゆかりタイプでした。
posted by いのーば at 11:24| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2008年07月12日

『パンドラ』井上由美子、相田冬二

 
18年間の研究のすえ、がんの特効薬を発見した大学病院内科医。
誰からも相手にされなかったが、その発見が本物と分かると、
彼の周囲は激変していく。
功績を横取りしようとする上司である医学部長や同僚の医者、
利権をかぎつけてにじり寄る製薬会社。
がんを撲滅したいという純粋な動機から発見されたはずの
特効薬は、発見者である彼を巻き込んで、驚くほどのすざまじい
渦を作っていくのだった・・・。

WOWOWオリジナルドラマ。三上博史、柳葉敏郎、小西真奈美、
谷村美月、山本耕史ほか出演。
公式サイトは、http://www.wowow.co.jp/dramaw/pandora/top.html

オススメ度 ★★★☆☆

同じく医療ミステリーの「チーム・バチスタの栄光」は、
最初の数ページ読んだまま、本棚に眠っている。
「パンドラ」は、その文章にどんどん惹き込まれ、
半日で読み終えた。
読みたくなる本は、文章が魅力的だ。
読んでいる私まで、大きな渦に巻き込まれていく。

人間って愚かで、悲しい。

悲しいよ。

でも、希望を持って、前に進みたい。そう、強く思った。

ちょっとでも感想を書こうと思うと、私もパンドラの箱を
開けてしまいそう。
気になる方は、ぜひ読んでみて下さい。
★が少ないのは、最初は小説なのに、後半がシナリオの
ような気がしたので。舞台にも合いそう。

三上博史さんが好きなので、DVD化したら、絶対観たい。
posted by いのーば at 19:58| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2008年07月11日

『カフーを待ちわびて』原田マハ


 もし絵馬の言葉が本当なら、
 私をあなたのお嫁さんにしてください。

 きっかけは絵馬に書いた願い事だった。
 「嫁に来ないか」と書いた明青(あきお)の
 もとに、神様が本当に花嫁をつれてきた。
 沖縄の小さな島でくりひろげられる、
 やさしくて、あたたかくて、
 ちょっぴりせつない恋の話。
 オススメ度 ★★★☆☆

    

私は、ラブストーリーが苦手だ。
どろどろや、うじうじが耐えられない。
好きだから好き!というすっきりさっぱりしていないと
気持ちが悪い。
だから、ラブストーリーには向いていない。

でも、なぜか、本屋さんでこの本に惹かれた。
「ラブストーリー大賞受賞作品」という帯付きでも。

沖縄の空と海があまりにもキレイだったから?
カフーって言葉に惹かれたから?

穏やかに時が進んでいく。
沖縄に一度も行ったことがないのに、
おばあに会ったこともないのに、
行った気分、会った気分になれる。

話がうまく行き過ぎ感もあるけれど、
そう思いたくない気分になる。

いい夢を見た後みたい。
すぐに現実に戻りたくない感じ。
まだ、ふわふわと夢の余韻を楽しみたい。
デイゴの木にぎゅうと抱きついていたい。

ふぅと一息つきたい時にどうぞ。

映画は、玉山鉄二、マイコ出演。2009年春公開。
公式HPは、こちら
posted by いのーば at 18:30| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2008年07月07日

『おくりびと』百瀬しのぶ


 「こりゃ誤植だ。旅のお手伝いじゃ
 なくて安らかな旅立ちのお手伝いだから
 うちは」
 小林大悟が求人広告を手に
 NKエージェントを訪れると、社長の
 佐々木から思いもよらない業務内容を
 告げられた。
 NKは「納棺」・・・。
 オススメ度 ★★★☆☆


  

ノベライズ本「奈緒子」が惹き付けられる文章だったので
この本も読んでみようと思った。

さらりと読めるけれど、心に染みる。
生も死も意味あるものなのだと深く感じた。

祖母が亡くなった時、葬儀屋さんは、とても事務的に
あっという間に、祖母を棺に入れていた。
この本の中の納棺師は、とても丁寧に別れの場を
作っている。こんな別れ方が出来たらよかったなと
思った。

納棺師・・・、大変だけれど、とても意味のある職業だと
思う。
おくりびと・・・、いいタイトルだなあ。
死や別れは悲しいことだと思っていたけれど、
それだけじゃないと感じた。読んでよかった。

映画は、本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子出演。
2008年9月13日全国ロードショー。
公式HPは、こちら
山崎努さん、吉行和子さん、笹野高史さんのベテランの演技も
見どころ。

追記
2009年2月23日米アカデミー賞外国語映画賞受賞、
おめでとうございます。
posted by いのーば at 20:38| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2008年06月23日

『純喫茶磯辺』吉田恵輔


 8年前に妻が家を出て以来、高校生の
 一人娘と公営団地に二人暮らしの中年
 メタボ親父・磯辺裕次郎。
 いきなり多額の遺産を手にした彼は、
 仕事を辞め、なんの計画性もないまま
 喫茶店経営を思いつく。
 ただ、女にモテたいとの理由から!?
 そんな動機にもかかわらず、
 開店の日を迎えた<純喫茶磯辺>。
 オススメ度 ★★☆☆☆



あっさり読めそうな本を探していたら、この本を見つけた。

軽い、軽すぎるっ!(内容も登場人物も)

ま、そういう私も、「磯辺」が美味しそうだったで、
この本を手に取りました。うへへ。苗字でしたけどね。

喫茶店って、好き。
寡黙そうなマスターがコポコポコーヒーを注いで、
常連さんのような人が、新聞を読んだり、本を読んでいる。
この客の人数でやっていけるのかと、余計な心配したりする。
ふぅ。(コーヒーを飲んで、一息つく。)
・・・勝手に想像。

純喫茶磯辺は、私の想像以上、なんでもありだった。
人生、こんなに突飛に行動する時があってもいいなあと思う。
文句をいいながらも、心配してしまうのが家族だなあと思う。

純喫茶磯辺へどうぞ!(純ってなんなのだ?)

映画は、宮迫博之、仲里依紗、麻生久美子、濱田マリ、
近藤春菜出演。2008年7月5日より全国ロードショー。
ここにも、またベイブが!
マスター風おじさまも気になる。ぷぷ。
公式HPは、こちら
posted by いのーば at 19:22| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2008年06月04日

『僕の歩く道』橋部敦子


 先天的な障害で10歳児程度の知能まで
 しか発達しなかった31歳の自閉症の
 青年 大竹輝明。周囲の無理解で仕事も
 続かなかったが、幼なじみの獣医 都古は、
 自分が勤める動物園の仕事に輝明を誘う。
 連続ドラマノベライズ。
 オススメ度 満月満月満月新月新月


   

  

「僕シリーズ」の「僕と彼女と彼女の生きる道」が好きだったので、
こちらも読んでみた。
この本を読むまで、「自閉症」のことを勘違いしていた。
知らなさすぎた。
抽象的な会話を避けるとか、失敗を責めないとか・・・。
輝明の母 里江さんや幼馴染みの都古さんのように、こんな事が
苦手、これが得意、こんな時はこうして下さいと教えてもらえれば、
もっともっと理解が深まると思う。

自閉症は、人それぞれ症状が違うと聞いたことがある。
自閉症をよく知らない私たちは、それぞれの違いを決めつけずに
素直に受け入れたいと思った。
ほわっと心が温かくなるお話だった。
ジンジンと輝明の姿を見たくなった。
ドラマは、草g剛、香里奈、佐々木蔵之介、本仮屋ユイカ、
長山藍子出演。
posted by いのーば at 21:08| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする

2008年05月28日

『佐々木夫妻の仁義なき戦い』森下佳子,豊田美加


 佐々木法倫(のりみち)と佐々木律子は、
 結婚3年目の夫婦。2人とも弁護士。
 小さいながら共同で事務所も構えていると
 いう一見理想的な夫婦だが、結婚生活は、
 もはや崩壊寸前だった!?
 几帳面で理想家肌、整理整頓をこよなく
 愛す法倫と、がさつでダイナミック、
 まったく家を片づけられない律子。
 ライフスタイルがまったくかみ合わない
 2人は、壮絶なバトルを繰り広げる。
 オススメ度 満月新月新月新月新月


ドラマを観たかったのだけど、予告のゴミの山の部屋を観て、
観る気をなくしてしまった。
のだめの部屋も片付けられない汚い部屋で、置いたままの
お茶碗が恐ろしいことになっていたのに、カラフルな色合いと
可愛さで抵抗を感じないから、不思議だ・・・。
ゴミをそのままなんて、ぞっとする。うう。

そこで、ノベライズ本を読むことにした。

夫婦は、お互いにないものを補って支えあっていくのだなと
感心しながら読んでいたのに、後半「そこまでもめるか!?」の一言。
ただドタバタしているだけだった。
弁護する立場の人がそこまで、人を傷つける!?陥れる!?
弱いところの狙い合いに、うんざり。
理屈っぽい法倫も、がさつな律子も受け付けない。疲れた。

ドラマは、稲垣吾郎、小雪、小出恵介、酒井若菜出演。
ドラマの公式HPは、こちら
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2008年05月26日

『百万円と苦虫女』タナダユキ


 鈴子は、短大を卒業したものの
 就職が決まらずフリーター生活を
 続ける21歳、友達はゼロ。しかも、
 ある出来事がきっかけで逮捕→有罪
 判決を受け、前科を背負って生きて
 いく。鈴子は周りの目を避けるように、
 家を飛び出し地方を転々とする。
 タナダユキ監督が脚本を書き下ろし。
 オススメ度 満月満月満月満月半月


   

場所をとるので、好きな作家さんの単行本しか買わない。
それ以外は、文庫本を買う。でも、この本には、惹かれた。
見た目に惹かれ、中の百万円札に惹かれた。
結局、お金か?お金なのか!?えへへ。

あらすじは、重そうに感じるけれど、想像以上に面白い。
何気ない言葉使いに、ぷぷぷっと吹き出した。
ソウルメイトとか、心付けとか、二艘の助け舟とか。
私に、もちょっとの勇気があったら、転々としてみたいなあ。

懐かしいと感じるのは、鈴子が、私の20代そこそこの頃に
似ているからかもしれない。
思いをきちんと伝えられなくて、愛想笑いして平穏に暮らして
いれば、まあいいかと思っていて。
人間は、失敗や後悔を繰り返して、成長していくんだろうなあ。

人生、めげちゃだめだよ。

弟の手紙は、鈴子とともに、号泣ですよ。はい。
がんばれ、苦虫姉弟!
私は、こんな姉弟が大好きだ!!

映画は、蒼井優、森山未來出演。2008年夏ロードショー。
蒼井優さんは、映画によって、きりっとしたり、ふにゃとしたり
魅力的だと思う。
公式HPは、こちら

追記 6月8日トーク番組「ボクらの時代」
真木よう子×江口のり子×タナダユキ。
初めてタナダユキさんを観た。
周りの人を包み込むような穏やかな人。
真木よう子さんと江口のり子さんが、ストレートにガンガン行く中、
タナダユキさんのふんわりとした空気が心地よく感じた。
作品を観てみたいと思った。
posted by いのーば at 21:18| Comment(0) | 読書(原作本) | 更新情報をチェックする
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